Sonos One SLを2台ペアでステレオにしたら、幸福感が倍増しました。
Sonosの利点はスピーカーを増やし、サウンドシステムを構築できる点です。今回はもともと持っていたSonos One SLに、もう1台を増台した形。
この記事では、Sonos One SLのステレオ化をレビューをします。
Sonosとは2002年創業のアメリカ企業
Sonosとは2002年に設立された、アメリカのスピーカーメーカーです。
ワイヤレス接続を前提に作られており、スマホやタブレットでストリーミングサービスを操作し音楽を簡単に再生できます。
サウンドシステムの構築が魅力
Sonosの特徴の1つは、スピーカーを増設できる点です。
例えばエントリー機のSonos Oneを2台使えば、ステレオにできます。上位機のFive2台も、同様にステレオサウンドの構築が可能です。
テレビにサウンドバーをつなげSonos Oneを後方に設置すれば、サラウンドシステムを作れます。
こうして1台だけで終わらず、増設してリッチなサウンドを構築していく楽しみがあるのです。
ステレオ化するとどう変化するか
今回はSonos One SLを2台使い、ステレオにしてみました。
1台のSonos One SLだけでも十分に良い音でしたが、「ステレオにすると、どんな音がするのだろう」と好奇心が出てきました。
Sonos One SLのレビューは、以下の記事に詳しく書いています。合わせて参考にしてみてください。
>> Sonos One SLレビュー【未来を感じる良音質スピーカー】
Sonos One SL×2台でステレオペア
ステレオペアのセッティングは、Sonosの専用アプリで簡単に行えます。
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アプリの画面下「設定」タブの「システム」から、「製品を追加する」を選択。その後は画面の指示に従って、ペアリングが完了します。
セッティング後はTrueplayチューニングを
ペアリング完了後は、スマホやタブレットを使ってTrueplayチューニングを行います。
Trueplayチューニングとは、部屋の構造に合わせ音量などを最適に調整する機能です。一度、設定すると、その後の再生状況に応じ自動調整してくれます。
Trueplayチューニングすると、音の広がり方が明確に変化します。Sonosを購入した際はやっておきましょう。
Sonos One SL×2台のステレオの感想
セッティング後にSonos One SLを2台のステレオサウンドを体験したところ、1台のときに比べ圧倒的に音の広がりを感じました。
1台のときは「あそこから鳴ってるな」とスピーカーの位置を認識できましたが、2台でははっきり特定できません。
音が部屋の隅々に行き渡り、心地よく耳に響きます。幸福感が断然アップしました。
低音の貧弱さはそのまま
Sonos One SLの欠点は、低音の貧弱さです。低音はステレオにしたところで、改善されませんでした。
スピーカーの構造の問題なので、いたしかたなしですね。厚みのある低音を楽しみたければ、Sonos subやSub Miniを増設するしかなさそうです。
操作は1台のときと同じ
少し心配していたのは、One SLの操作でした。「2台になって、複雑になったら嫌だな…」と思いましたが、操作は1台のときと同じ。
スマホアプリからの操作はもちろん、片方のスピーカーを直接操作すると、両方のスピーカーが遅延なく同時に反応します。
快適な音楽体験ができるよう、よく考えられています。
まとめ
以上、Sonos One SL×2台のステレオサウンドのレビューでした。
1台だけでもクリアなサウンドを楽しめますが、やはりステレオにすると音の響き方がまったく変わります。
良い音に包まれると、幸福感がアップしますね。Sonos OneやOne SLを持っている人は、増設してのステレオペアを試してみてください。
Sonosの全ラインナップは、以下の記事で解説しています。
>> 【ワイヤレススピーカーSonos】全ラインナップを解説