ノートアプリのEvernoteは、「第二の脳」といわれています。
テキストでも画像でも気になったものは、どんどんEvernoteへ入れていく。ノートが増えるほど、いざというときに使える情報が増えて機能します。
ただノートが増えすぎるとカオス化して、収集がつかなくなる問題がでてきますね。ノートブックやスタックで整理できますが、タグを使うのも一つの方法です。
そこでこの記事では、Evernoteのタグの使い方を解説します。
Evernoteタグの付け方
まずはEvernoteにタグを付ける方法を解説します。
Evernoteのノートにタグを付けるには、ノートの下にある「タグを追加」をクリックします。

単語を入力すると作成済みのタグが表示されるので、選んでクリックします。新しくタグを作成する場合は、そのままエンターキーを押せば新規タグとして登録されます。

ノートのリストから、左メニューのタグへノートをドラッグしてもタグ付けできます。

タグは階層化が可能
Evernoteのタグは、階層化が可能です。例えば料理タグのノートが増えてきたら、「料理 > カレー」や「料理 > 和食」など分類を細かくできます。
下の階層のタグは、「サブタグ」といいます。サブタグを作るには階層化したいタグを右クリックし、展開したメニューの「サブタグを『◯◯』に作成…」をクリックします。

ウィンドウが表示されるのでサブタグにする名前を入力し、右下の「作成」をクリックして完了します。

Evernoteタグの使い方【ノートブックはバインダー・タグは付箋】
Evernoteのノートは、スタックでもノートブックでも分類できます。「タグはどういうときに使えば良いのだろう?」と疑問を持つかもしれません。
ノートにタグ付けする利点には、以下3つがあります。
- ノートの検索の補助
- ノートの細かい分類
- ノートブックをまたいで抽出
1. ノートの検索の補助
Evernoteはどんどん情報を入れて、必要なときに検索で見つけ出せます。しかし検索しても、お目当てのノートを見つけ出せないことがたまにあります。
そんなときノートにタグ付けしておけば、便利です。タグ自体が検索の対象になるし、検索の際にタグを指定して絞り込むこともできます。
2. ノートの細かい分類
2つ目の利点は、ノートの細かい分類です。
ノートはノートブックで分類できるものの、数が増えると収集がつかなくなります。ノートブックを作るほどでない場合には、タグ付けすると良いです。
ノートブックはバインダー、タグは付箋
ノートをまとめられるノートブックは、バインダーのような役割をします。バインダーであるノートブックは、種類が多くなると管理が面倒ですね。
そこでノートブックでざっくり分類しておき、細かい分類はタグで補うと良いです。ノートブックがバインダーであれば、タグはノートに付ける付箋というイメージですね。
3. ノートブックをまたいで抽出
Evernoteのタグは、ひとつだけでなく複数個を付けられます。この点もノートに付箋を付ける感覚に似ています。
ノートを作るたびにタグを付けておけば、ノートブックをまたいでノートを抽出できます。色々なテーマで抽出できてEvernoteの利便性がアップします。
まとめ
以上、Evernoteのタグの使い方の解説でした。
Evernoteは手軽にノートを追加できるだけに、ノートブックがカオス化しやすいです。
ノートブックは増やさないようにして、その代わりタグをどんどん付け、必要なときに抽出すると管理しやすくなります。
タグを利用して、Evernoteを効果的に使っていきましょう。
肥大化しやすいEvernoteのノートブックは、スタックで階層を作るとすっきり整理できます。整理のコツを以下の記事にまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
>> Evernote整理の仕方のコツ【スタックとノートブック活用】