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個人ブログのドメイン名の決め方【5つのポイントで解説】

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「WordPressでブログをやってみよう!」と思うと、悩むのがドメイン名です。

ドメイン名は一度決めると、変更できません。仮で適当に付けるわけにいかず、慎重になってしまいますね。

かといって、何を基準に考えればいいのか見当がつかない…。

この記事では、ドメイン名の決め方のポイントを解説します。

ドメインとはサイトの住所

そもそもドメインとは何か。

ウェブページにはそれぞれ、「https://〜」で始まる文字列が付けられています。インターネット上のサイトは、この文字列をもとに表示されます。

この文字列の「https://」以降の後半部分(当サイトなら、blue-de.com)をドメインといい、ウェブサイトの住所のような役割をします。

WordPressはドメイン名が自由

ブログを始める際、WordPressか無料ブログかを選ぶと思います。

WordPressのメリットの1つに、ドメインを好きなものにできる点があります(独自ドメインといいます)。

WordPressと無料ブログの違いは、以下の記事に詳しく書いています。
>> WordPress(有料)と無料ブログのメリット・デメリットを解説

しかし、いざドメイン名を付けるとなると、悩んでしまいますね。悩んでしまう大きな理由は、一度つけると変更できないからです。

正確にいうと変更はできますが、ドメイン名を変えるとそれまで積み上げてきたGoogleの評価や被リンクが、ゼロになってしまいます。

記事の評価がゼロに

ブログは良い記事を書けば長い期間に渡って読まれ、被リンクという形で紹介もされます。

それがドメインを変更してしまうとリンク切れとなり、SEOの順位もまたイチからやり直し。それまで積み上げた評価がゼロになります。

一度ドメインを決めたら、変更しないつもりでやったほうが良いです。

ドメイン名に使える文字

独自ドメインは「https://〇〇〇.×××」のうち、後半の「〇〇〇.×××」を自由にできます。

ドメインの決め方を解説する前に、まずは使える文字列を確認してみます。

半角英数字とハイフンが可能

前半の「〇〇〇」には、半角の英数字と半角の-(ハイフン)が使用できます。入れられる最大の文字数は、63文字までです。

日本語を入れることもできますが、オススメしません。なぜならURLを共有された際に意味不明の英数字に変換されるため、スパムサイトっぽく見えてしまうからです。

そのためドメイン名は、半角英数字にしておいたほうが無難です。

トップレベルドメインの決め方

つづいて「https://〇〇〇.×××」の、後半「×××」部分の解説です。

この後半部分を「トップレベルドメイン」といい、決められた選択肢から選ぶことになります。

個人ブログに決まりはない

教育機関や役所など特殊な機関は、使用すべきトップレベルドメインが決まっています。

一方、個人ブログは、特に決まりがありません

人気があるのは、「.com」「.net」‎「.‎org」「‎.‎info」あたり。まずはこれらから、希望のドメイン名で探してみてください。

例えば「.com」で埋まっていたとしても、残りの「.net」‎「.‎org」「‎.‎info」のいずれかで空いていることが多いです。

ドメインが空いているか確認

ドメイン名は早いもの勝ちです。すでに使われているドメイン名は、使用することができません。

そのため候補のドメインをいくつか考えたら、使用可能かどうか確認してみるのが良いです。

ドメインが空いているかどうかは、Google Domainsで確認できます。すでに使われている場合でも、別パターンを提案してくれます。

個人ブログのドメイン名の決め方

ではここから、ドメイン名を付けるポイントを解説します。以下5つあります。

  1. テーマに関連したものにする
  2. 執筆者の名前に関連したものにする
  3. ブログ名に関連したものにする
  4. なるべく短いものにする
  5. 覚えやすいものにする

1. テーマに関連したものにする

ブログのテーマが決まっているなら、それにちなんだドメイン名にするのが良いです。テーマとドメイン名が一致していると、読者さんは覚えやすいです。

例えばガジェットをテーマにするなら、以下のような候補が考えられます。

  • gadget-magazine
  • gadget-lover
  • gadget-favorite

「gadgetmagazine」と英単語を続けるとわかりづらいので、「gadget-magazine」とハイフンでつなげたほうが良いです。

希望するドメイン名がすでに使われているなら、英単語の一部を省略し「gadget-maga」としたり、「digi-maga」など派生したものを探していきましょう。

2. 執筆者の名前に関連したものにする

個人ブログなら、自分の名前(ニックネーム)にちなんだドメイン名も良いです。

例えば執筆者名が「takashi」なら、名前にちなんで「tack-web」や「tack-blog」など。

人気ブログ「今日はヒトデ祭りだぞ!」を書いているヒトデさんのドメインは、「https://www.hitode-festival.com」と、ブログタイトルと執筆者名の両方が入っていてわかりやすいですね。

3. ブログ名に関連したものにする

すでにブログ名が決まっているなら、それに関連したものにしても良いです。

一見、このブログ名に関連したものがいちばん良さそうに思えますが、実はそうでもありません。なぜなら長く続けていると、ブログ名は変わることがあるからです。

ブログ名は変わっていく

ご覧になっている当ブログも、もともとは「ブルーデザイン・リポート」という名前でした。

そのためドメイン名は「https://blue-de.com」でスタートしたものの、それから10年以上の月日が経ち、今ではブログの内容も名称も変わっています。

ブログ名の変遷はネタにできる

ただブログ名は変わるにせよ、それでもドメインをブログ名にちなんだものにして構わないと思います。

「このドメイン名は元々、以前のブログ名の〇〇から来ていて〜」とひとつの話題(ネタ)にしてしまえばいいのです。

ぼくもブログ内のプロフィールページで、ドメイン名の由来について触れています。

4. なるべく短いものにする

ドメイン名は半角63文字まで使えるルールがありますが、かといって長いドメイン名はおすすめしません。読者さんが覚えづらいし、不信感も与えます。

単語をハイフンでつなげるにしても、「〇〇〇-×××-△△△」と単語3つくらいまでにしておくと良いですね。

5. 覚えやすいものにする

ドメイン名は自由につけられますが、意味不明の単語の羅列はおすすめしません

こちらも読者さんが覚えづらいし、自分でドメイン名を書くときも苦労します。

また意味不明な単語の羅列は、ブログに不信感を与えてしまいますね。

英単語やローマ字として読めるものを、ハイフンで組み合わせて決めるようにするのが良いです。

ドメインは無料で使用できる

ドメインを利用する際は、料金が掛かります。

料金はトップレベルドメインの種類によって異なり、「.com」「.net」‎「.‎org」「‎.‎info」は年間1,000円〜2,000円ほどです。

レンタルサーバーとセットで契約

レンタルサーバーの会社によっては、サーバを契約すれば特定のドメインを無料で使用できるサービスを行っています。

例えばエックスサーバー では、サーバの契約とセットで以下のドメインを無料で使用できます。

.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site

レンタルサーバーを契約するなら、こういったお得なプランを利用するのがよいです。

独自ドメインの取得を含め、エックスサーバーで簡単にWordPressを設定する方法を、以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。

>> WordPressブログの簡単な始め方を解説【10分で完了】

まとめ

以上、ドメイン名の決め方の解説でした。ポイントは以下5つです。

  1. テーマに関連したものにする
  2. 執筆者の名前に関連したものにする
  3. ブログ名に関連したものにする
  4. なるべく短いものにする
  5. 覚えやすいものにする

長くブログを書いていると、ドメイン名に愛着が出てきます。

愛着を持って使えるよう、わかりやすく覚えやすいドメイン名を考えてみてください。

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