【読みやすい文章の書き方】論理的に書けば読者に伝わる

公開日 2021-01-07 最終更新日 2021-10-24

「どうすれば読みやすい文章を書けるだろう」
ブログや仕事の資料を書いていると、そんな悩みに思い至ります。
そこでこの記事では、読者へわかりやすく伝えるための文章の書き方を解説します。

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【読みやすい文章の書き方】論理的に書けば読者に伝わる

どういう文章に読みやすさを感じるか、その答えは簡単です。
ひとは、論理的な文章に読みやすさを感じます。

なぜといえば、人間はとにかく矛盾を嫌うからです。
文章を読んで辻褄の合わない箇所があったり、前後の文脈がつながっていなかったりすると、納得感が低下します。
その逆に論理的な文章を読むと、「なるほど、そういうことなのか。よくわかった」と納得し、文章自体を評価します。

では、論理的な文章を書くにはどうしたら良いか。
それは意外と簡単です。
論理的な文章は、テクニックで書けます。

論理的な文章の書き方

論理的な文章は、以下の手順を踏むとすんなり書けます。

  1. 問いを立てる
  2. 結論を考える
  3. 理由を、漏れなく重なりなく考える

1. 問いを立てる

論理的な文章を書くには、まず問いを設定します。
文章を読む人には、何かしらの疑問があります。
読者はその疑問を解消するため、文章を読みます。
文章を書く立場になれば、執筆の目的は読者の疑問を解消することになります。

そのため、問いをしっかり設定する。
これが読みやすい文章を書く第一歩です。

2. 結論を考える

問いを設定したら、文章を書き始める前に結論を考えます。
言い換えると文章の結論とは、「伝えたいメッセージ」です。

3. 理由を、漏れなく重なりなく考える

結論を考えたら、次に「その結論が導き出される理由」を考えます。

理由がきちんと書いてあると、「なるほど」と納得感が生まれます。
それも、ただ理由を書けばいいというわけではありません。
理由は、「漏れなく・重なりなく」書く必要があります。

漏れなく重なりなく理由を書くには、あらゆる角度の検証が必要です。
それら検証結果を経て生まれた理由を読んではじめて、「なるほど、この問いは確かにこの結論になる」と文章を読んだひとに説得力を与えます。

先に結論が生まれ、後に問いを考えても良い

ちなみに、文章を書く際に先に結論(メッセージ)を思いつき、それに対する問いを考えても良いです。
多くの場合、伝えたいことが先に思い浮かぶかもしれません。

その際にも問いを設定せずメッセージだけ書いては、独りよがりの文章になります。
「この結論を求めているひとは、どんな問いを持っているのか」と考え、問いに沿って理由を漏れなく重なりなく書く。
すると、読者にとって有益で読みやすい文章となります。

ロジックツリーを作ってから書く

ここまで、論理的な文章の書き方をざっくり説明しました。
その流れは、以下の3つでした。

  1. 問いを立てる
  2. 結論を考える
  3. 理由を、漏れなく重なりなく考える

これらは、「ロジックツリー」と呼ばれる思考の道具を使うと簡単に作成できます。
ロジックツリーとは、「問い・結論・理由」をビジュアル化したものです。

論理的な文章を書く際は、まずはこのロジックツリーを作成しましょう。
ロジックツリーができあがれば、それがそのまま文章の構成になります。

ロジックツリーの例

ブログのよくある記事に、「〇〇のメリット・デメリット」があります。
製品紹介などで、この形式のタイトルを見たことがあると思います。

なぜこの形がよく使われるかというと、理由は2つあります。
1つは、論理的な文章にしやすいからです。
対象のメリットとデメリットを出せば、結論へ導く理由をごく簡単に、しかも「漏れなく重なりなく」書けます。
2つは、読者にとって読みやすい文章になるからです。
メリットとデメリットにわけて論理的に書かれるため、「なるほど、そういうことか」と納得感を生みやすいんですね。

この「〇〇のメリット・デメリット」を、ロジックツリーで表してみます。

ロジックツリーができれば、あとは構成に沿って文章を書くだけです。
論理的で読みやすい文章が、それほど苦労することなく完成します。

文章の構成は2パターンある

文章の構成は、通常2パターンに分かれます。
結論を先に書いてその理由をあとに書くパターンと、問いを立て理由を並べたあと、最後に結論を書くパターンです。

【パターン1 結論を先に書く】

問い

結論

理由1

理由2

理由3


まとめ

【パターン2 結論を最後に書く】

問い

理由1

理由2

理由3


結論

まとめ(まとめがない場合もある)

結論を先に書くと、より明瞭な文章になります。
その逆に結論を最後に書くと、よりストーリー性のある文章になります。
伝えたい内容によって、使い分けると良いでしょう。

ウェブの文章の多くは、結論を先に書いています。
その理由は、読者の離脱率を下げるためです。
無料で読めるウェブ記事は、問いに対する結論がなかなか出てこないと、読者はじれったくて別のページへ行ってしまいます。

ツールの紹介

ここでロジックツリー作成に使えるツールを、2つご紹介します。
どちらも無料で使えます。

  1. XMind
  2. Dynalist

1. XMind

XMindは、マインドマップを作るためのツールです。
図の形式をいくつか選べ、その中にロジックツリーを書くためのフォーマットがあります。
リターンキーとタブキーで、文章の構造を視覚的に作成できます。

Xmindの使い方は、以下の記事で詳しく書いています。

2. Dynalist

Dynalistは、文章のアウトラインを作るためのツールです。
こちらはロジックツリーではなく、形式は箇条書きです。
タブキーで見出しのレベルを調整できます。

参考になる本の紹介

論理的な文章を書く際に、参考になる書籍を2冊紹介します。
この2冊で十分です。

  1. 理科系の作文技術
  2. ロジカル・ライティング

1. 『理科系の作文技術』

論文や報告書など、明瞭に作成する理由と方法が書いてあります。
新書版のほか、漫画版もあります。

2. 『ロジカル・ライティング』

ロジカル・シンキングを用い、論理的な文章の書き方を指南してくれます。
ロジックツリーや、漏れなく重なりなく(MECE)について、わかりやすく書いてあります。

まとめ

実は、ぼく自身、論理的な文章を書くのがとても苦手でした。
小説ばかり読んで過ごしてきたので、主観的で情緒的な文章を書くのが癖になっていました。
そこで「わかりやすく伝える」を目標に、本を読んだり試行錯誤したりして、論理的な文章の書き方を身に付けていきました。
この記事で紹介したロジックツリーを使えば、論理的な文章を誰もが書けると思います。

読者は情緒的でない、客観的な文章を求めている

もちろん文学的な表現をする小説や詩、エッセイなどは、論理的でなくて良いと思います。
しかしブログの場合、特にレビュー系の記事には、わかりやすさが必要です。
なぜなら、読者が求めているのは執筆者の主観的・情緒的な文章ではなく、「客観的に、その製品が良いのか悪いのか」だからです。

読みやすい文章でわかりやすく伝えたいと思っている人は、この記事のやり方を試してみてください。
より深い知識を求めるなら、紹介した本を手にしてみるのが良いかと思います。

記事の文字数は検索順位に影響するのか

ブログを書く人であれば、グーグルの検索順位は重要です。
検索順位と記事の文字数の関係を書いてみました。

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