PhotoshopやIllustratorなど、Adobeソフトはクリエイターにとって重要なツールです。
Adobeはそれらすべてのソフトを使える、コンプリートプランを用意しています。
プラン名は、Adobeクリエイティブクラウド(CC)。料金体系は、年額もしくは月額のサブスクリプションです。
ぼくはそのAdobe CCを丸10年、登録してきました。ただ、最近になって「あれ、自分の使い方だともっと安くできるのでは…」と気づきました。
下手するとこれまで30万円近く、Adobeへ無駄に払っていたかもしれません。
この記事では、思考停止でAdobeのサブスクリプションに登録し続け、お金を無駄にした話を紹介します。
Adobe CCのサブスクは料金が高い
Adobe CCの料金は、以下の通り。
- 月額6,480円
- 年額72,336円
年間7万円以上掛かるため、決して安いものではありません。
Adobeソフトのうち、4〜5個を日常的に使うのであれば、お得なプランだと思います。クラウドが100GB使える上、定期的にアップデートもされます。
特にAdobeソフトは、収益へつながる仕事道具です。仕事で月額料金を回収できるなら、割に合います。
月額5,000円から上がり続ける定額料
Adobe CCがスタートしたのは、2012年でした。当初の月額料金は税込5,000円。
それが徐々に値上げし、今では月額6,480円。実に25%の値上げです。
サブスクなので、Adobe CCは固定費となります。仕事に必要とはいえ、「今後も毎月、Adobeへ払い続けるのか…」と考えると気が重くなりますね。
Adobe CCを使い始めたのは2012年
ぼくがAdobe CCを使い始めたのは、2012年のプランスタートからです。
2011年にデザインや写真撮影の事務所として独立したため、Adobeソフトがどうあっても必要でした。
当時よく使っていたソフトは以下4つ。
- Illustrator
- Photoshop
- Lightroom
- Dreamweaver
「この4つを使うなら、まあAdobe CCにしたほうが得だな」と登録したわけです。以来、約10年間、Adobeに月額課金し続けてきました。
現在よく使っているソフト
ただ月日が経つと自分の仕事が変化し、使うソフトが変わってきました。現状で日常的に使うAdobeソフトは、以下の5つです。
- Illustrator
- Photoshop
- Lightroom
- ごくたまにDreamweaver
- ごくたまにPremiere
ほとんどの作業は、Illustrator・Photoshop・Lightroomの3つで完了します。
Dreamweaverはエディタで代替でき、Premiereも買い切りのファイナルカットを入れているので代替可能。
となると、Adobe CCに入っていながら必要なのは、Illustrator・Photoshop・Lightroomの3つだけなんですよね。
Adobeソフトのコストを見直し
Illustrator・Photoshop・Lightroomの単体月額料の合計が、Adobe CCを上回っていれば、登録し続ける価値はあります。
ぼくは思考停止で「この3つで、7,000円以上するんだろう」と思い込んでいましたが…。改めて調べると、以下の料金と判明しました。
- PhotoshopとLightroomが使えるフォトプラン(1TB) 月額2,178円
- Illustrator単体プラン 月額2,728円
合わせて月額4,906円。Adobe CCの月額6,480円より、安いではないですか…。なぜ、ちゃんと調べなかったのだろう??
Adobe CCは、デジハリで安く買える
しかもさらに調べると、フォトプラン(1TB)もIllustrator単体プランも、Amazonで割引のパッケージが販売されていました(ちなみにAdobe CCもAmazonにあり)。
Amazonは価格が変動するものの、フォトプランとイラレ合わせて月換算が4,000円弱。
Adobe CC月額6,480円との差額は…、約2,500円!なんということだ…。
デジハリは公式の約半額
さらに調べるとデジタルハリウッドのAdobeマスター講座を利用すれば、Adobe CCを年額39,980円(月換算3,331円)で利用できることが判明しました。
Adobe公式の年額との差は、32,356円。ほぼ半額です。こんなお得な方法もあったのか。
デジタルハリウッドのAdobeマスター講座は、以下の記事に詳しくまとめました。Adobe CCを安く買いたい人は、参考にしてみてください。
>> Adobe CCを安く買う方法【セールよりお得・社会人OK】
年間4万円弱を無駄に払っていた
これまで10年間、Adobe CCを公式から月額購入していたので、下手すると30万円近くAdobeへ余分に払っていたかもしれません。
確認しなかった自分が悪いとはいえ、何とももったいないことをしました。
まとめ
言うまでもなく、Adobe CCは素晴らしいプランです。4〜5つのソフトを日常的に使うなら、月額課金するだけのリターンは十分あるでしょう。
ただサブスクだけに、固定費となります。
登録前に「本当にAdobe CCが必要なのか。もっと安く買える方法はないのか」と考えなくてはなりませんね。良い教訓になりました。
公式でAdobe CCを契約しているひとは、AmazonやデジタルハリウッドのAdobeマスター講座などを検討してみてください。