SONY・WF-1000XM3は、左右分離型のブルートゥース・イヤホンです。ノイズキャンセリング性能もついています。
SONYのイヤホンらしく、音質もクリアで良好。これで市場価格が2万円弱なのは、コスパ高いです。
この記事では、SONYのイヤホン・WF-1000XM3を詳しくレビューします。
WF-1000XM3レビュー
ノイキャン・イヤホンを出しているメーカーは多数あります。
そのなかでワイヤレスかつ完全分離型、さらに高音質となると、満足できる製品は少なくなります。
SONYのWF-1000XM3は、この「完全分離型・ノイズキャン・高音質」を満たしている製品です。
十分な数の付属イヤーピース
WF-1000XM3にはサイズ違い合わせ、計7セットのイヤーピースが付属しています。
種類は、以下2つです。
- ハイブリッドイヤーピースロング
- トリプルコンフォートイヤーピース
ハイブリッドイヤーピースロング
ハイブリッドイヤーピースロングは、シリコン製です。
装着したときの接地面が広く遮音性が高いため、音質やノイズキャンセリングの性能を高めてくれます。
トリプルコンフォートイヤーピース
トリプルコンフォートイヤーピースは、シリコンゴムを採用しています。滑らかな素材で低反発し、耳の形に合わせ変形します。
ハイブリッドイヤーピースロングより疲れにくく、また中音域がよく出る印象です。
サードパーティ製イヤーピース
付属のイヤーピースが合わなければ、サードパーティ製を選択しても良いと思います。
以下の記事に、WF-1000XM3のおすすめイヤーピースを紹介しています。合わせて参考にしてみてください。
>> WF-1000XM3のおすすめイヤーピース2つ紹介【音質が向上】
トータル24時間つかえる充電ケース
WF-1000XM3には充電ケースが付いています。充電ケースを用いれば、トータル24時間のイヤホンの使用が可能です。
10分の充電で90分使用できる急速充電にも対応しています。飛行機での移動など長時間使用でも、バッテリー切れの心配はなさそうです。
ケースから出すと自動接続
イヤホンは充電ケースから、内側へ引き上げるように取り出します。
イヤホンを耳に入れると、ペアリングしているスマホなどに自動的にブルートゥース接続します。
タッチパッドで操作可能
WF-1000XM3には、円状のタッチパッドがついています。タッチパッドを指でタップし、「再生・停止・スキップ・通話」など基本操作ができます。
良好なノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング性能は良好です。ただし高音域のカットは苦手なようです。人の声などはあまりカットされず耳に入ってきます。
大きな特徴は、アダプティブサウンドコントロールがあること。
イヤホンを着けた状態が「立っているか、座っているか、歩いているか」を感知し、適したノイズキャンセリングに自動調整してくれます。
アップスケーリングするDSEE HX
WF-1000XM3には、DSEE HXが搭載されています。
DSEE HXとは圧縮された音源をAIで解析し、足りない情報を補って再生するSONY独自の機能です。
DSEE HXをオンにすると解像感が高くなり、よりクリアなサウンドを楽しめます。
ただしバッテリーの消費が激しくなるので、注意が必要です。
まとめ
以上、SONYのWF-1000XM3のレビューでした。
2万円以内の左右分離型ノイキャンイヤホンを探しているなら、WF-1000XM3は有力な候補のひとつになります。
SONYらしく高音質で、充電ケースを使えば再生時間を24時間まで延ばせます。価格がこなれてきているので、狙い目といえますね。
また後継機のWF-1000XM4のレビューを、以下の記事にまとめています。合わせて参考にしてみてください。
>> WF-1000XM4徹底レビュー【メリット5つとデメリット3つ】