Amazon MusicとApple Musicの比較。価格やアプリの使い勝手から、自分に合ったサービスを選択しよう

公開日 2021-08-07 最終更新日 2021-08-31

高音質のストリーミングを楽しめるサービスといえば、Amazon MusicApple Musicがあります(Amazon Musicの正式名称はAmazon Music Unlimited。以下Amazon Musicと表記)。
どちらも2021年6月より、料金据え置きで高音質の音楽を楽しめるようになりました。

これからストリーミングで音楽を聴こうと思っている人の中には、どちらのサービスを選ぼうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Amazon MusicとApple Musicとを比較してみます。

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Amazon MusicとApple Musicの比較。価格やアプリの使い勝手から、自分に合ったサービスを選択しよう

比較する項目は、以下の4つです。

  • 料金
  • アプリの使い勝手
  • 音質
  • 3Dオーディオ(空間オーディオ)

特に気になる項目があれば、目次から各項目へ飛べるのでそれぞれ確認してみてください。

Amazon Musicの料金

まずはAmazon Musicの料金から。
表にまとめると、以下のようになります。

一般プライム会員
通常プラン 月額980円780円
通常プラン 年額7,800円
ファミリープラン 月額1,480円1,480円
ファミリープラン 年額14,800円
学生プラン 月額480円480円
Amazon Music料金表

通常料金

Amazon Musicの料金は、月額980円です。
ただしAmazon Musicは、プライム会員を優遇しています。
プライム会員であれば月額780円と、月に200円安く利用できます。
さらにプライム会員は年額を選択でき、その料金は年額7800円。
年額であれば月額料金の10カ月分で、一年間の利用が可能です。

無料体験

Amazon Musicには、新規会員登録に無料体験の特典がついています。
無料体験の期間は30日間。
無料期間中はストリーミングやダウンロードなどすべての機能が使えますが、解約後はダウンロードした楽曲が利用できなくなります。

ファミリープラン

複数デバイスで同時使用の可能なファミリープランも、用意されています。
Amazon Musicでは最大6デバイスで同時使用でき、料金は月額1,480円です。
こちらもプライム会員は、年額14,800円でも利用可能です。

Amazonプライム会員

料金面を見てお分かりの通り、Amazonは基本的にプライム会員を優遇しています。
プライム会員の料金は、月額500円・年額4,900円。
Amazon Musicを月額で聴くなら、プライム会員は月に200円お得になります。
それだけでプライム会員価格の半分近くがカバーされるので、宅配無料やプライムビデオに魅力を感じるなら会員になったほうが入ったお得です。

プライム会員のメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

学生プラン

Amazon Musicには、学割が用意されています。
料金は通常の約半額となる、月額480円です(年額はなし)。
学生プラン加入への条件は、以下の通り。

日本国内の大学、大学院、短大、専門学校、高等専門学校に在学中の学生(高校生以下は不可)

利用可能な期間は、4年間と限定されています。
また学生プランを登録の際、SheerIDを使った認証が行われます。

Apple Musicの料金

続いてApple Musicの料金です。
まとめると以下の表になります。

一般Apple One
通常プラン 月額980円1,100円
通常プラン 年額9,800円
ファミリープラン 月額1,480円
学生プラン 月額480円
Apple Music料金表

通常料金

Apple Musicの通常料金は、月額980円・年額9,800円。
Amazon Musicのプライム会員ように月額の優遇割引はありませんが、年額は誰でも選択可能です。
年額を選ぶと、月額の10カ月分で一年間利用できます。

Apple Oneを選ぶとお得になるケースがある

Apple Musicは、Appleの別サービスと組み合わせて料金の支払いができます。
その名も、Apple One
Apple Oneの料金は、Apple Musicのほか、iCloud(50GB)、Apple TV+、Apple Arcadeの4サービスがセットで月額1,100円。
もしApple Music以外のサービスも使うなら、Apple Oneに入ったほうがお得です。

Apple Oneの詳しい解説は、以下の記事に書いています。
参考にしてみてください。

無料体験

Apple Musicは、新規会員登録へ向けて無料体験期間を設けています。
その期間は3カ月。
また解約した後も、再度メールにて無料体験をオファーされることがあります。

ファミリープラン

Apple Musicにも、複数のデバイスで同時使用できるファミリープランがあります。
料金はAmazon Musicと同じく、6デバイスまでの同時使用で月額1,480円。
Apple Musicのファミリープランには、年額料金は用意されていません。

学生プラン

Apple Musicにも、学生プランが用意されています。
Amazon Musicと同じく、こちらも通常料金の約半額の月額480円。
条件は、以下の通りです。

大学、短大、専門学校、専門課程の学生

利用可能な期間は、4年間です。
登録の際は、UNiDAYSを使っての在学証明が必要です。
またApple Musicの学生プランの特典として、同じ期間、Apple TV+も見られるようになります。

「どちらのサービスをよく利用するか」で選ぶ

料金はどちらも通常プランで月額980円です。
ただしAmazonのプライム会員に利点があったり、Apple Oneで少しお得になったりと違いがあります。
料金に関しては、「普段、どちらのサービスをよく利用するか」を基準に考えると選びやすいと思います。

また学生プランを選ぶなら、AppleTV+が付いてくるApple Musicのほうがお得感がありますね。

アプリの特徴

続いてアプリの特徴を見ていきましょう。
どちらのストリーミングサービスも、基本的には専用アプリを使って音楽を楽しみます。
いずれのサービスも、iOS・Android・Mac OS・Windowsの専用アプリ(すべて無料)が用意されています。
使い勝手にほとんど差はありませんが、少し違いがあります。
iPhoneのアプリの、それぞれの特徴を比べてみます。

Amazon Musicのアプリの特徴

Amazon Musicのアイコンの色は紫です。
アプリは黒背景でシックな雰囲気。

Amazon Music: 音楽やポッドキャストが聴き放題

Amazon Music: 音楽やポッドキャストが聴き放題

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Amazon Music
Amazon MusicのiPhoneアプリ画面

Amazon Musicのメニューは、以下の4つに大きく分かれます。
ひとつずつ解説していきます。

  • ホーム
  • 見つける
  • ライブラリ
  • ALEXAの四種類。

ホーム

画面下の一番左のボタンを押すと、ホームが表示されます。
ホームでは、最近聴いていたり「いいね」を押したりした曲に応じ、おすすめの楽曲やアルバムが表示されます。
よく聞いているジャンルからもランダムにアルバムや曲が表示されるので、常に聞いたことのない好みの曲に出会えます。

Amazon Musicは、ポッドキャストにも対応しています。
ホームを下にスクロールすると、おすすめポッドキャストが表示されるのもポイントです。

「My ディスカバリー」で好みの曲を延々と聴ける

また重宝するのが、「My ディスカバリー」です。
これまで聞いてきた楽曲の好みをAIが分析し、プレイリストを自動作成してくれるのです。
「音楽を選ぶのが面倒」というときには、とりあえず「My ディスカバリー」を開けば好みの曲に簡単に出会えます。

Amazon Musicには自動再生機能があるため、プレイリストが終わってからも停止を押すまで延々と好みの楽曲を流してくれます。
仕事のBGMに使うのに、とても便利です。

見つける

「ホーム」の右には、「見つける」のボタンがあります。
楽曲やアーティストなどを検索できるほか、ポップス・ロック・クラシックなど、各ジャンルから好みの楽曲を見つけ出せます。

ライブラリ

「見つける」の右には、「ライブラリ」があります。
自分の作ったプレイリストや、フォローしているアーティストの一覧を表示できます。

また注目は、プレイリストの中にある「My いいね」です。
これまで「いいね」を押した楽曲すべてが一覧になっているので、自分にとってハズレなしのプレイリストとなっています。

ALEXA

一番左のボタンが、「ALEXA」です。
Amazon Musicの特徴のひとつが、ALEXAと連携している点です。
ALEXAとは、Amazonが作っているアシスタントAI。
平たく言えば、AppleのSiriのAmazon版です。
ALEXA対応のスピーカーであれば、音声の指示で好きな楽曲を鳴らすことができます。

Apple Musicのアプリの特徴

続いて、Apple Musicのアプリの特徴を解説します。
アイコンの色は、ピンクです。
Amazon Musicとは対象的に、アプリの背景には白を用いてアクセントカラーにピンクを使っています。

Apple Music

Apple Music

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Apple Music
Apple MusicのiPhoneアプリ画面

メニューは大きく、以下の5つに分かれます。
こちらもひとつずつ解説していきます。

  • 今すぐ聴く
  • 見つける
  • ラジオ
  • ライブラリ
  • 検索

今すぐ聴く

アプリ下部の一番左にあるのが、「今すぐ聴く」です。
「今すぐ聴く」では、使っている人の好みに合った音楽がレコメンドされます。
その他にも、最近聴いた音楽の再生リストや、好みに応じたジャンルも表示されます。
また選ぶのが面倒な際には、これまで聴いた曲の傾向に合わせたプレイリストがあります。
「Get Up! Mix」「Chill Mix」など、その時の気分に合ったプレイリストを選べて便利です。

「今すぐ聴く」のメニュー名の通り、まずこのメニューを開くと聴きたい音楽を見つけやすいでしょう。

見つける

「今すぐ聴く」の右にあるのが、「見つける」です。
聴いている曲の傾向がマンネリ化したと思ったら、このメニューを選ぶのが良いです。
注目アーティストや季節のおすすめプレイリストを紹介してくれるほか、「グッドフィーリング」「モチベーション」など、シチュエーションに応じた楽曲を選べます。

ラジオ

「見つける」の右にあるのが、「ラジオ」です。
「ラジオ」では、Appleが発信している3つのオリジナル・ラジオを聞けます。
番組の中心は、著名なアーティストによるもの。
Apple Music独自のアーティストインタビューもあります。

ライブラリ

「ラジオ」の右にあるのが、「ライブラリ」です。
ダウンロードした曲やアルバム、作成したプレイリストはここから確認できます。
また以前iTunesで曲を買った経験があるなら、購入楽曲の一覧をここで見られます。

検索

一番左にあるのが、「検索」です。
曲名やアーティスト名で検索ができるほか、検索窓の下に並んだジャンルのボタンから好みの音楽を選ぶことも可能です。

どちらのアプリもiPhoneで快適に使える

Apple Musicは、Appleの純正アプリです。
そのため当然ながらiPhoneとの相性は抜群ですが、Amazon MusicのアプリもiPhoneで快適に使用できます。

Apple Musicは、Appleユーザが好みそうな洗練した現代的なデザインです。
Appleのデザインが好きならApple Musicを選んで良いと思いますが、iPhoneでの使い勝手そのものは、Apple MusicもAmazon Musicも大差ありません。
アプリの使いやすさを基準にするなら、無料期間を使って両方を試してみて、自分に合ったほうを選ぶのが良いでしょう。

音質の比較

高音質のストリーミング・サービスと言えば、Amazon Music HDがありました。
ところが2021年6月 、Apple Musicが追加料金無しでの高音質化をスタート。
それに伴いAmazon MusicはAmazon Music HDと統合し、追加料金無しで高音質で楽しめるよう方針転換しました。

どちらのサービスも、最高音質24bit/192kHZまで対応しています。
ただし楽曲のすべてで最高音質を楽しめるわけではなく、その多くは16bit/44.1 kHZ もしくは24bit/44.1kHZの印象です。

音質に差は感じられない

楽曲の音質は、両方のアプリで確認した限り同じくらいの品質でした。
聴き比べてみても、正直言って自分の耳では差がないように思えます。
どららのサービスも高音質には変わりないので、音質面の優劣は気にしなくて良いでしょう。

3Dオーディオの比較

最後に、3Dオーディオについて。
Amazon Musicでは3Dオーディオと呼びますが、Apple Musicでの名称は空間オーディオです。
この記事では、3Dオーディオで統一します。

Amazon MusicもApple Musicも、3Dオーディオに対応しています。
3Dオーディオとはサラウンドの平面に加え、高さが加わった立体的な音の広がりを指します。
どちらのサービスも、限られた楽曲かつ限られたデバイスで楽しむことができます。

3Dオーディオの対象デバイス

Amazon Musicでは、3Dオーディオに対応している曲をAmazon Echo Studioで聴けます。

一方、Apple Musicでは、以下のアップル製品が対応しています。

  • AirPods Pro または AirPods Max
  • iPhone 7 以降
  • iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代) 以降
  • iPad Pro 11 インチ
  • iPad Air (第 3 世代) 以降
  • iPad (第 6 世代) 以降
  • iPad mini (第 5 世代)

Apple Musicの対応機種は、Amazon Musicに比べて圧倒的に多いです。
これはAppleが、ハードウェアの製造販売をメインとしている企業だからでしょう。
3Dオーディオ(空間オーディオ)を楽しみたいなら、Apple Musicとアップル製品の組み合わせのほうが簡単ですね。

まとめ -選ぶ際のポイントは?-

以上、Amazon MusicApple Musicの比較でした。
どちらも、機能的に大きな違いはありません。
選ぶ際のポイントは、「どちらが好きか」という好みがひとつ。
もうひとつは、「よりお得なのはどちらか」という点です。

Amazonのプライム会員であれば、月額780円で使えるのが大きなメリット。
もしApple Musicの他にApple TV+やiCloudなど他サービスを使っているなら、Apple Oneを利用するのも手です。
またApple Musicは、どのユーザも年額プランを選択できます。

この記事を参考にして、自分のライフスタイルに合ったストリーミングサービスを選んでもらえれば幸いです。

両サービスの詳しい解説

どちらのサービスも、別記事に詳しい解説を書いています。
参考にしてみてください。

Amazon Musicの詳しい料金、高音質の解説などを以下の記事に書いています。

Apple Musicの詳しい料金や、ロスレスの聴き方の解説は以下の記事に書いています。

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